Notionの料金プラン徹底解説|個人・ビジネスに最適なプランはどれ?

Notionはノート、タスク管理など、あらゆる情報を整理・管理できるオールインワンツールとして人気を集めています。Notionは幅広いニーズに応える多彩な機能を持ちますが、どの料金プランを選べばいいかわからない方も多いです。
この記事ではNotionの各プランの詳細と、用途に応じたおすすめプランを解説します。特徴や違いを理解して、自分に最適なプランを選択しましょう。
» Notionとは?基本機能から始め方までマスターしよう!
» Notionのスマホ利用におすすめ!カレンダーとタスク管理に特化したアプリはこちら
Notionの基礎知識

Notionは、多機能で柔軟性の高いワークスペースツールです。効率的に情報を管理できるように以下の要素を一つのプラットフォームで統合しています。
- データベース
- ドキュメント
- タスク管理
- ノート
インターフェースのカスタマイズやドラッグ&ドロップ、リアルタイムコラボレーションなど、多機能が備わっています。個人からチーム利用まで幅広いニーズに対応できます。
Notionの特徴と用途
Notionの特徴は、オールインワンのワークスペースとして以下の用途に活用できる点です。
- メモ
- タスク管理
- プロジェクト管理
- ナレッジベースの構築
柔軟なデータベース機能を有し、豊富なテンプレートにより幅広い作業スタイルに対応しています。レイアウトやデザインなどはドラッグ&ドロップで簡単にカスタマイズ可能です。
個人利用では、タスク管理やスケジュール管理として活用でき、チーム利用では、プロジェクト管理やナレッジ共有の活用に適しています。マルチプラットフォームに対応し、リアルタイムコラボレーション機能が備わっているので共同作業もスムーズです。
Notionは、シンプルなメモ帳としての利用から、複雑なワークフローの自動化まで、使い方次第で強力なツールとなります。ユーザーのスキルレベルや必要性に応じて段階的に活用の範囲を広げられるのも特徴的です。
Notionの主な機能
Notionにはユーザーの生産性の向上に役立つ以下の機能が備わっています。
- ドキュメント作成
- ウィキ構築
- カレンダー機能
- チームコラボレーション
- ファイル共有
- 検索機能
- リマインダー設定
- コメント機能
機能を組み合わせることで、効率的な情報管理を実現可能です。他のツールとのAPI連携も可能で情報の一元管理や業務のプロセスの自動化などを簡単に行えます。
- Notion公式アプリ
- ・まずはNotion公式アプリのインストールが必須
・Web、モバイルの両方に対応
» Notion公式ページ(無料ダウンロード) - Notionカレンダー公式アプリ
- ・Notionのデータベースを制限なく連携可能
・モバイルアプリも利用可能
» Notionカレンダーの解説ページ - Fast Notion
- ・Notion上のページやデータベースに素早くメモを取ることができるアプリ
・通常のテキスト、ToDo ブロック、データベースへの投稿可能
» Fast Notion の使い方解説ページ - Notiz-メモ
- ・LINEからNotionに素早くメモができるLINE公式アカウント
» Notiz-メモ の使い方解説ページ
Notionの料金プラン
Notionの料金プランにごとの主な機能の違いは以下です。Notionの料金プランは、無料のフリープランから大規模組織向けのエンタープライズプランまで多岐にわたります。プランごとの詳細な違いについては各プランの紹介で確認しましょう。
フリープラン ¥0円 | プラスプラン 月払い¥2000/月 年払い¥1650円/月 | ビジネスプラン 月払い¥3000/月 年払い¥2500円/月 | エンタープライズプラン(料金はお問い合わせ) | |
ブロック数 | 無制限(2名以上のメンバー利用で1000個までの制限) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ファイルアップロード上限 | 5MG | 5GB | 5GB | 5GB |
チャート表示 (棒グラフ、ドーナツグラフ、線グラフ) | 1つのデータベースのみ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ページ履歴 | 7日間 | 30日間 | 90日間 | 無制限 |
ゲストの招待数 | 10名 | 100名 | 250名 | 250名以上〜 |
セキュリティ対策 | 二段階認証 | 二段階認証 | SAML SSO | SAML SSO + ユーザープロビジョニング(SCIM) |
NotionAI機能はプランとは別料金で追加することができます。支払い方法は月払いと年払いから選ぶことができ、年払いを選択すると20%割引で利用することができます。
それぞれのプランとNotionAIを追加した場合の料金表を以下でまとめています。
プラン名 | 月払い料金 (税込) | 年払い料金 (税込) | Notion AI追加時の月払い料金 (税込) | Notion AI追加時の年払い料金 (税込) |
フリープラン | 無料 | 無料 | ¥1650 | ¥1350 |
プラスプラン | ¥2,000/ユーザー | ¥1,650/ユーザー | ¥3,650/ユーザー | ¥3,000/ユーザー |
ビジネスプラン | ¥3,600/ユーザー | ¥3,000/ユーザー | ¥5,250/ユーザー | ¥4,350/ユーザー |
エンタープライズプラン | お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ |
例:プラスプランを2名で利用する場合
プラスプランの料金は1名あたり 月額1,650円(年払いの場合)です。
そのため、2名で利用する場合の料金は以下の通りです:
1,650円 × 2名 = 月額3,300円
※Notion AIを追加する場合は、AI機能の追加料金も別途必要となります。
学生や教職員の場合は上記のプランとは別にお得に利用できるプランがあるので確認しておきましょう。教育機関から発行されたメールアドレスでサインアップすることが必要になります。
» Notionの学割プランに申し込む
フリープラン
フリープランは無料で、ページとブロックの作成数に制限がありません。メモやタスク管理、データベースなどを自由に作成できるので、個人ユーザーや10名以内のゲスト招待での利用に向いています。以下は、フリープランの主な特徴です。
- 最大10名までゲストを招待できる
- 1ファイル5MBまで無制限でアップロード可能になる
- ページ履歴を7日間保存し、閲覧もできる
- Slack、Zapier、GitHubなど一部外部サービスへ連携できる
- HTMLやMarkdown、CSVへエクスポートできる
基本的な機能は利用できますが、2名以上のメンバーがいる場合は共同作業機能が1,000ブロックまでなど制限があります。フリープランを試してから、必要に応じて有料プランへの移行がおすすめです。
ブロックとは、ページに追加する個々のコンテンツを指します。具体的にはチェックボックス、テキスト、箇条書き、画像、動画などのひとつひとつの要素がブロックとしてカウントされます。

プラスプラン

Notionのプラスプランは1名あたり月額2,000円(年払いの場合は月額1,650円)で利用できます。複数メンバーでも無制限のブロック利用とファイルアップロード上限が5GBに上がります。チャート数も無制限となり、上位のプランと比べても同様のコンテンツ作成や保存ができるようになります。プラスプランは、主に以下の機能を利用できます。
- 最大100名までのゲストを招待できる
- 2名以上のメンバー利用でもブロック数が無制限
- チャート機能も無制限で利用できる
- 1ファイル5GBまで無制限でアップロード可能になる
- ページ履歴を30日間保存し、閲覧できる
- Notionサイト、フォームのカスタマイズができる
プラスプランでは小規模チームにおける最低限の機能とサイト公開のカスタマイズを充実できることがわかります。フリープランよりも高度な機能を求める個人ユーザーや小規模チームでの利用に向いています。
Notionサイトのカスタマイズで設定できる項目は、以下のとおりです。
・Notionサイトのファビコンとヘッダー、ナビゲーションバーをカスタマイズする。
・サイトをSNSなどに共有する際のプレビューをカスタマイズする。
・サイトのページタイトルと説明をカスタマイズする。(共有プレビューとSEOで使用されます)
・Googleアナリティクスとの連携機能を組み込める。
プラスプランで上記のように無制限になった機能もあれば、まだ制限のある機能も存在します。上位プランと比較した場合に、チームスペース(プライベート)の作成機能やセキュリティ対策のできる項目が限られることに注意しましょう。具体的に追加できる項目は、ビジネスプラン、エンタープライズプランを確認してみましょう。
ビジネスプラン
ビジネスプランは、中規模から大規模企業向けに適したプランです。異なる専門分野や部署で形成されているチームをNotion上でまとめたい企業向けに設計されています。料金は、1名あたり月額3,000円(年払いの場合は2,500円)で利用可能です。ビジネスプランには、主に以下の特徴があります。
- 最大250名までゲストの招待ができる
- ページ履歴を90日間保存し、閲覧できる
- プライベートチームスペースの利用が可能になる
- ワークスペース全体のエクスポート(PDF)ができる
- SAMLシングルサインオン(SSO)を利用できる
- プライベートチームスペースとは?
- プライベートチームスペースは、メンバーまたはオーナーのみが他のユーザーを追加できるチームスペースです。追加されていないユーザーには表示されず、チームの存在も分かりません。プライベートチームスペースは、グループがプライバシーや匿名性を必要とする機密性の高い仕事を扱っている時に使用します。人事部であれば、従業員の評価を収集して共同作業を行うためや、経理部であれば報酬と業績のレビューについて話し合うためなどの使用例があります。
- 他のチームスペースとの違いは?
- チームスペースの種類は他にも、オープンチームスペース、クローズドチームスペースが存在します。
オープンチームスペースは、誰もが自由に参加でき、チームスペース内のコンテンツを閲覧することができます。この権限はページ単位で変更できます。透明性を高めるため、ほとんどのチームスペースをデフォルトでオープンに設定することをお勧めします。
クローズドチームスペースは、存在自体は全員に表示されますが、オーナーかメンバーに招待されない限り、参加はできません。誰が参加できるかを限定する必要がある時に役立ちます。たとえば社内のマネージャー職全員に向けて、クローズドなチームスペースを作成する場合などです。
» チームスペースの具体的な使い方について
ビジネスプランから、SSO(シングルサインオン)の導入が可能になります。導入により、ユーザー認証が一元化され、セキュリティリスクが軽減します。SSOの設定にはドメイン検証をあらかじめ設定している必要があります。

- SSO(シングルサインオン)とは?
- SSO(シングルサインオン)とは、1回のログイン認証で複数のシステムやアプリケーションにアクセスできる仕組みです。
例えば、Googleアカウントでログインすると、Gmail、YouTube、Google Drive など、複数のGoogleサービスを追加認証なしで利用できます。 - SSOのメリットは?
- ・各ユーザーのパスワード管理の負担軽減→ 複数のパスワードを覚える必要がない
・セキュリティの向上→ 統一された認証基準で安全性を確保
・業務効率の改善→ アプリケーション切り替え時の再ログインが不要
企業では、Microsoft 365やSalesforceなど、複数のクラウドサービスへのアクセスを一元管理するために広く活用されています。
» ワークスペースにSAML SSO を設定する
Notionを活用したい企業にとって、チーム管理機能とセキュリティのバランスがとれたプランです。有料プランのメリットである優先的なカスタマーサポートも受けられるため、新機能の導入に困ったときは相談してみましょう。PC版では画面右下の?マークをクリックすることでNotionサポートを見つけることができます。


エンタープライズプラン
エンタープライズプランは、大規模な組織や厳格なセキュリティポリシーを持つ企業向けのプランです。料金は組織の規模やニーズによって異なり、個別に見積もりを行っています。エンタープライズプランの主な特徴は以下のとおりです。
- 250名以上のゲストを招待できる
- ページ履歴が無制限で見られる
- ユーザープロビジョニング(SCIM)に対応している
- 高度な監査ログと分析機能の利用が可能になる
- Notionのカスタマーサクセスマネージャーが付く
- チームスペースの高度なアクセス権設定ができる
- データ保持設定のカスタマイズ
SCIMとは「System for Cross-domain Identity Management」の略で、ユーザー情報を異なるシステム間で共有・同期するための標準規格です。Google、Azure AD、Okta、OneLoginなどの主要なIDプロバイダーと連携することができます。
SCIMプロビジョニングの主な特徴と利点は以下です。
・ユーザーアカウントの一元管理:社員の入社・退社時のアカウント作成・削除を自動化
・セキュリティ強化:アクセス権限の一括管理が可能
・管理工数の削減:手動でのユーザー管理が不要
エンタープライズプランでは、HIPAA準拠(医療情報保護)の設定やカスタマイズ可能なセキュリティ統合など、高度な機能も利用できます。大規模な組織での利用を想定したワークスペースごとのセキュリティとデータ保持についての細かい制限も可能になります。

設定項目 | 説明 | 対応できるプラン |
セッション時間 | 管理対象ユーザーが再認証を必要とするまでにログイン状態を保持できる時間を制御します。 | エンタープライズのみ |
サイトとフォームのWeb公開を無効にする | このワークスペースのすべてのページとフォームで「共有」メニューの「Web公開」オプションが無効になります。 | エンタープライズのみ |
他のワークスペースへのページの複製を無効にする | 「別ページへ移動」や「複製」の機能を使って他のワークスペースにページを複製することができなくなります。 | エンタープライズのみ |
エクスポートを無効にする | マークダウン、CSV、PDFの形式でエクスポートができなくなります。 | エンタープライズのみ |
メンバーによるゲストの招待を無効にする | メンバーによるページへのゲストの招待を無効にする | エンタープライズのみ |
外部のシステムとの連携についても以下の項目で制限できます。
設定項目 | 説明 | 対応できるプラン |
メンバーによるコネクトの追加を制限する | メンバーによる新しいコネクトのインストール制限の有無を設定 (デフォルトは制限なし) | エンタープライズのみ |
オートメーションでWebhookを許可する | データベースのオートメーションとボタンでサードパーティ製ツールへのWebhookを有効にするかの設定 (デフォルトで有効) | エンタープライズのみ |
NotionAIの料金プラン
NotionAIの料金プランは、月額1,650円(年払いの場合は1,350円)です。いずれかのNotionの料金プラン(フリープラン含む)に加入したうえで追加のアドオン機能として利用できます。無料トライアルは、1アカウントにつき20回まで利用可能です。
NotionAIは、主に以下の用途に活用できます。
- 文章生成
- 要約
- 翻訳
- アイデア提案
- コード生成
- 情報整理
NotionAIは、ゲストを除きワークスペース内のすべてのメンバーが利用可能です。
» NotionAIの使い方、記事一覧
Notionの無料プランでできること

Notionの無料プランでは、個人やゲスト招待の基本的な情報管理やプロジェクト管理ができます。主に無料プランでできることは、以下のとおりです。
- 無制限のページとブロック作成(個人利用に限る)
- 10名までのゲスト招待
- 5MBまでのファイルアップロード
- ページの共有と公開
- 基本的なデータベース機能
無料プランは、日常的なタスク管理や少数のゲストとのプロジェクト管理として活用できます。よく使われる機能は、メモ機能やデータベース機能、Web共有機能です。
メモ機能
Notionのメモ機能は、アイデアや情報を記録して整理できるツールです。思いついたことをすぐにメモとして残せます。メモ機能の主な特徴は以下のとおりです。
- テキストや箇条書き
- 画像や動画の挿入
- タスクリスト
- ページ内リンク
- メンション機能
会議の議事録をテキストで記録し、重要なポイントを箇条書きでまとめるといった使い方も可能です。5MBまでの画像や動画の挿入もできるため、テキストと組み合わせて視覚的にわかりやすくまとめられます。
メモが増えて必要な情報のみを取り出したい時は検索機能が便利です。無料プランでは、個人利用は無制限にメモを作成できます。複数メンバーでの利用は1,000ブロックまでの制限があります。
データベース機能
Notionのデータベース機能は、情報を整理して簡単に管理できます。表やリスト、カレンダーなどさまざまな形式でデータを表示可能です。主に以下の機能が備わっています。
- カスタムフィールドの追加
- ソートとフィルターを表示
- リレーション機能
- ロールアップ機能
- 数式機能
データベース機能は、効率的なプロジェクト管理やタスク管理に最適です。テンプレートもあるので簡単にデータベースを作成できます。データは、CSVファイルでエクスポート可能です。他のソフトウェアとのAPI連携もできます。
Notionのデータベース機能は使い勝手が良く、個人や少数のチームでも幅広く活用できる点が魅力です。ユーザーのニーズに合わせて自由自在に使い分けられます。
Notionのデータベース情報においてタスク管理や予定管理をしている人は、スマホアプリで利用できるサードパーティ製のアプリの活用もおすすめです。
» Calendar & Todo Notion アプリの機能を徹底解説
Web共有機能
NotionのWeb共有機能は、作成したページやデータベースをインターネット上で簡単に共有できる便利なツールです。無料プランでも以下の機能を利用できます。
- 公開用リンクの作成
- ページの閲覧権限設定
- チームメンバーとの共同編集
注意点は、無料プランの場合、共同編集は最大10名までのゲスト招待の制限があることです。公開用リンクはNotionのドメインのみ使用できます。
Web共有機能は、ブログや簡易的なWebサイトとしての活用も可能です。個人や小規模ビジネスの情報発信に利用できます。モバイルデバイスから閲覧や編集もでき、外出先での更新にも便利です。
Notionの有料プランでできること

Notionの有料プランは、無料プランの制限を大きく上回る機能を利用できます。効率的な作業を目指すには、用途に合わせたプラン選びが重要です。無料プランよりも充実している機能を解説します。
無制限のブロック使用
有料プランは、ブロックを無制限で使用できます。テキストや表、画像などのコンテンツを必要に応じて追加や編集が可能です。制限がないため、以下のような使い方ができます。
- コンテンツを自由に作成できる
- 大規模プロジェクトを管理する
- 企業全体のドキュメントを管理する
- ナレッジベースの構築を行う
- 複雑な階層構造を構築する
有料プランでは、5GBまでのサイズのファイルをアップロード可能です。ユーザーの創造性と生産性を最大限に引き出すツールとして、長期的な利用を必要とする多企業や個人に選ばれています。
大容量ファイルのアップロード
Notionの有料プランでは、1ファイルあたり5GBまでアップロードが可能です。ファイルの形式は画像や動画、PDFなどに対応しています。アップロードはドラッグ&ドロップで簡単にでき、モバイルアプリからも利用可能です。
ファイル管理機能として、ブラウザ内でのプレビューや検索機能、特定のメンバーとのファイル共有などがあります。セキュリティは、Amazon AWSのクラウドシステムを利用しており安全です。
総アップロード容量に制限はありませんが、長時間の音声ファイルや大容量の動画ファイルは5GBを超える可能性があります。サイズを確認してからアップロードしましょう。
ゲストコラボレーション機能
ゲストコラボレーション機能は、外部の協力者やクライアントを特定のページやデータベースに招待できます。有料プランで利用できる機能で、プランごとの招待可能人数は以下のとおりです。
- プラスプラン:最大100名まで
- ビジネスプラン:最大250名まで
- エンタープライズプラン:無制限
ゲストユーザーに関しては、閲覧、編集などの権限を細かく設定できます。プロジェクトやページごとに異なる権限を設定できます。ビジネスプラン以上であれば、ゲストアクセス履歴も確認できセキュリティ面でも安心です。
外部との情報共有や共同作業などのシーンに便利で、クライアントとの直接的なコミュニケーションにも活用できます。特にプロジェクトを外部と協力して進行させたい場合などにおすすめの機能です。
Notionの無料トライアルでできること
NotionではこれからNotionを使い始めるユーザー、チームに無料のトライアルが提供されています。プラスプランのトライアルを利用できるため活用しましょう。ビジネスプランまたはエンタープライズプランを試したい場合は、セールスチームまでお問い合わせが必要になります。
プラスプランの無料トライアル
Notionの有料プランのトライアルでは、プラスプランの機能を最大で30日間無料でお試しすることができます。
- プラスプランの主な特徴
- ・複数メンバーでも無制限でブロック利用できる(無料プランは複数メンバーでブロック制限)
・5GBまでのファイルアップロードができる(無料プランは5MB制限)
・100名のゲストを招待できる(無料プランはゲスト招待が10名まで)
・30日間のページ履歴を保存できる(無料プランは7日間の履歴保存)
トライアル期間終了後、支払い情報が登録されている場合は自動的に有料プランが継続されます。アップグレードを希望しない場合はフリープランに移行され、複数メンバーで利用していた場合にブロック数の制限が適用される場合があります。なお、チャート機能を除き、トライアル期間中に作成したすべてのコンテンツは引き続き利用可能です。
申し込み方法
プラスプランの無料トライアルを利用するためには、Notionの公式トライアルページからアカウント作成をすることで利用できます。
- Notionの無料トライアル申し込みページを開く
» プラスプランの無料トライアルに申し込む - 「プラスプランの無料トライアルを開始」をクリック
- アカウント作成画面で「Notionプラスプランの無料トライアル」の文字があることを確認
- 必要な登録情報を入力して利用開始
Notionのおすすめ料金プラン

Notionの料金プランは、予算や用途、利用規模などによって適切に選ぶ必要があります。個人には、フリープランまたはプラスプラン、企業など組織にはビジネスプランやエンタープライズプランがおすすめです。おすすめの理由を個人利用とビジネス利用に分けて解説します。
個人利用の場合
個人利用の場合は、スケジュール管理やタスク管理、習慣管理くらいの用途であれば、無料のフリープランでも十分です。大容量のデータ使用や複雑なプロジェクト管理が必要な場合は、プラスプランの利用をおすすめします。
プラスプランの月額2,000円(年払いの場合は1,650円)の予算があれば、無駄な作業を減らせて無料プランよりも効率的です。
ビジネス利用の場合
企業などでのビジネス利用の場合は、ビジネスプランを検討しましょう。100人を超える規模で利用したい場合は、250人まで招待できます。ビジネスプラン以上の有料サービスで利用できる機能は以下のとおりです。
- フル機能のAPI利用
- プライベートチームスペース
- 高度なページ分析
- SAML SSO
- 監査ログ
サポートは優先的に受けられるので、トラブルが発生しても迅速な対応が期待できます。チーム全体の生産性向上を目指すのであれば、十分な投資価値のあるプランです。さらに、大規模な団体や企業でセキュリティ機能を重視したい場合は、エンタープライズプランがおすすめです。
Notionの料金を安くするコツ

Notionの有料プランは、年払い、学生・教職員割引、スタートアップ企業向け割引特典などで安く利用可能です。各割引サービスの内容を詳しく解説します。
年払いにする
月額払いを年払いに変更すると、プラスプランで約20%の割引になりお得です。長期的な利用を考えている場合は、年払いを利用する方が安くなります。年払いの主なメリットは以下のとおりです。
- コスト削減
- 支払いの簡素化
- 機能の継続的利用
1回あたりの支払額は高くなりますが、毎月支払いから解放されます。支払い忘れによる機能制限の防止としても効果的です。年払いは途中解約による返金はないため、利用期間によっては、損する場合もあります。10か月以上の利用予定があれば、年払いがお得です。
学生割引や教員割引を活用する
学生や教職員であれば、プラスプランと同等の機能を無料で利用できます。Notion AIは50%オフです。高等学校以上の教育機関に在籍している学生と教職員に適用されます。利用方法は以下のとおりです。
- 教育機関のメールアドレスでアカウント作成
- 学割プランへアップグレード
- 自動認証
- 利用開始
現在有料プランを利用している場合は、一度フリープランに変更してから学割プランを適用する必要があります。学割プランは個人利用のみが対象です。教育機関のメールアドレスに関連付けられている限り、継続利用できます。
» Notionの学割プランに申し込む
スタートアップ企業向け特典を活用する
スタートアップ企業向けの特典「Notion for Startups」を活用しましょう。従業員数が50名未満で、過去にNotionの有料プランの利用歴がないなどの条件を満たす必要があります。特典内容は以下のとおりです。
- プラスプランとNotion AIを無料で利用
- Startup in a boxワークスペースへの招待
- Notionスタートアップ チャンピオンズコミュニティへのアクセス
- Notionアカデミーのコンテンツ利用
プラスプランとNotion AIは、認定パートナー経由の場合は6か月間、経由以外は3か月間無料で利用できます。特典は1企業につき1回限り申請できます。申し込みはNotion公式サイトの申請フォームから行いましょう。認定パートナー経由の場合は専用コードの入手が必要です。
» Notion for Startupsプランに申し込む
Notionの高度な機能を無料で試せるので、初期コストを抑えながら効率的な情報管理やチーム協働を実現できます。
まとめ

Notionの料金プランは4種類です。フリープラン、プラスプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランから選択できます。追加でNotion AIの利用も可能です。個人利用であれば、無料のフリープランでも十分な機能を利用できます。
より高度な機能を求める場合は、月額2,000円のプラスプランがおすすめです。ビジネス利用の場合は、規模や機能に応じてビジネスプランやエンタープライズプランで効率的な業務を目指せます。有料プランを利用すると、無制限でブロックを利用したりゲスト招待人数を増加したりすることが可能です。
年払いや学割・教員割りなどの特典を利用することでコストを抑えられます。予算や利用目的に最適なプランを選んで、Notionの機能を思う存分活用しましょう。